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江戸川乱歩で迷う

とりえあえず、よく読む本・売ってない本以外は処分。

ミステリーは、本格・新本格・海外モノは残してみたり。

・・・・・・隠しておかなくて良いから?

なぜか、嫌いなのも残してしまったり。

江戸川乱歩は・・・・・・迷った。好きだけど。

創元推理文庫の江戸川乱歩の本って、背表紙が繋がってるのデスヨ。

ドラゴンボールの背表紙↓みたく。

ドラゴンボール 全42巻

で、揃えて置きたいなと。

間が何巻も抜けてるのでお見せ出来ないのですけど。・゚・(ノД`)

表紙はこんなの↓。

孤島の鬼 魔術師_黄金仮面 _

なぜ頑張ってコンプリートしようとしないかというと・・・・・・

内容がマヌケだから。

・<講談倶楽部>に連載したままの内容を再現

・挿絵全点・次回予告付き

一見、スゴイ気がしますが。

例えば、『魔術師』。

魔術師 Book 魔術師

著者:江戸川 乱歩
販売元:東京創元社
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2_web_ 笑いの面の道化師が大ダンビラを裸体人形の腿(もも)に打ち下すや、パッと上る真っ赤な血汐、アッ!

見物席の二郎青年は我が目を疑ぐった。人形は誘拐された恋人花園洋子に生き写しではないか。

復讐鬼の第五の大犯罪がかくしてまた行われた。

咄! 咄!(とつ とつ) 

事件は愈々(いよいよ)紛糾、次第に最高潮に達して行く。

「あおり文句」ですね。

連載当時、カラーページに載った文です。

編集の人が書いたのでしょうか。さすが、<講談倶楽部>。

1_web__1

挿絵は、岩田専太郎です。

犯行の瞬間ですね。(未遂に終わりますが

時々、「次回予告」が入ります。

 何たる怪奇、何たる驚異、こんな面白い探偵小説はまったく天下に二つとはありません。乱歩先生も一生懸命、工夫に工夫を凝らして苦吟又苦吟、万事擲(なげう)って本扁の執筆に専念されておるわけですから、号一号、とてもとても堪らぬほど面白くなってまいります。どうぞ刮目(かつもく)してお待ちください。

この文庫本、桃源社版『江戸川乱歩全集』を底本にしています。

全集には、「自註自解」という、乱歩自身が書いた解説が載ってます。

この昭和五年には「魔術師」のほかに、「猟奇の果」(文芸倶楽部)「黄金仮面」(キング)「吸血鬼」(報知新聞)などの長扁を連載、私としては非常に多作な時期の1つであった。

・・・「万事擲って本篇の執筆に専念していた」はずでは?

ストーリーは、『蜘蛛男』→『魔術師』→『吸血鬼』の順です。

リアルタイムで読んでた人は大変そうですね。

また、通俗もののプロットは西洋の作品などから借りても構わないという考え方だったので、この「魔術師」にも、そういう箇所が幾つもある。たとえば、(大時計の針に頸をしめられる話、(煉瓦の壁で人間を生き埋めにする話などは、いずれも(エドガー・ポーの短編)の着想を通俗化したものである。 

トリックの引用はともかく、他の作品のネタバレはどうかと。

ちなみに、文庫自体にも解説がついてます。

この巻は、有栖川有栖氏。新本格系のミステリー作家です。

やおいミステリーの第一人者でもあったり。

ヴァン・ダインの著書との類似を指摘してますね。

題名は伏せられてます。グリーン家殺人事件でしょうか。

現代の解説者も、他人の作品をネタばらし。

さらに、この文庫自体の【編集部後記】付き。

『江戸川乱歩全集』を底本にしてますが、文庫化する際に、さらに全集を校訂してます。

作品中、時日の合わない個所があるが、あえてそのままにした。

気付いたなら、直しておいて下さい。一応ミステリーなんだし。

本文の感想は・・・、面白いけど短編の方が好きかな。

でも、短編は全部で文庫3冊分しかないし。

江戸川乱歩全短篇〈1〉本格推理(1) 江戸川乱歩全短篇〈2〉本格推理(2) _江戸川乱歩全短篇〈3〉怪奇幻想 _

・・・コレだけあれば良いじゃん。スペース大幅削減。

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コメント


 おお。復帰しましたねえ。おめでとうございます。(って、何が?って感じでしょうが。。)
 ミステリーですか!
 江戸川乱歩は、D坂の事件簿(?)とか、明智シリーズとか、見ていましたよ。今読むと、「何じゃこりゃ?」ってこと多いですよねえ。明智シリーズは、テレビで放送されていた、天知茂さんのシリーズが大好きでした。最後に変装していた明智小五郎が、生皮の覆面を剥いで、事件を解決させるシーンが今でも心に残っています。ある種のへぼさも含めて作品世界が如実に現前されているような気になりましたねえ。
 講談社系だと、最近は『のらくろ』 とか、田河水泡氏の漫画を読みました。あれは面白いですよ。俺は、手塚治虫が嫌いなんですが、アンチ手塚の俺にとって、非常に大きな反抗のための要塞みたいな偉大な作品群ですねえ。っていうか、手塚も読まなきゃなあ。。最近、コミックアックスってのも読んでいて、、って脱線しすぎでした。。ww

投稿: tony | 2006年5月 9日 (火) 08時07分

天知茂さんのシリーズは、今見ると、よく破天荒な原作を纏めたなぁ思ったり。
金田一には無い、壊れっぷりが結構好きです。

『D坂の殺人』は・・・スゴイ話ですよね。隣りは何をする人ぞ。

『のらくろ』面白いですね。
一見、朝鮮の怪しいアニメみたいですが。皮肉っぽいところとか。

手塚治は、そんなに読んでないので何とも(;^_^A
『奇子』『きりひと賛歌』は結構好きです。

コミックアックス・・・・・。↓でしょうか。
http://www.seirinkogeisha.com/ax/133-5.html
なかなかマニアックですな。今度探してみます。

投稿: KLM | 2006年5月 9日 (火) 14時01分

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