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レビュー『監禁 幻の令嬢』

Photo_4Photo_6木曜の朝の授業は、先生がお休みでした。
前日の夕方はお元気でしたのに。
先生は、突然「ご病気」になってしまわれたようです。
飼い犬に噛まれた傷を、お悪くされたのかしら。
お可哀想な先生……。

わたしは、急に寂しくなって部室に向かいました。
そこで一冊の本を見かけました。

監禁 幻の令嬢 安達 瑶著 河出文庫 2004年3月初版

どなたかの寄贈本のようです。

ヴェルレーヌの詩集 を予定でしたけれど、この本を読ませて頂くことにしました。

どなたが寄贈されたか、わたし、すぐに気付きました。

卒論を「メイドの歴史」で書かれた、あの先輩。

「教育現場の問題」の授業で、「教員のセクハラ」についての発表は、 鬼気迫るものだったと聞いています。
中高一貫の女子校の教師を目指してらしたのですけれど、残念ながら不採用でした。
ごめんなさい。話が脱線してしまいました。

☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。

ブックレビュー

監禁 幻の令嬢 河出文庫 〔性の秘本スペシャル〕

一応、一般小説です。どう考えても、官能小説だと思うのですが。

公式サイトも一般向けな様子。どう考えても、(以下略)

作者の 安達瑶(あだち よう)さんは、男女二人の共同ペンネームです。

モットーは「SFからSM」までなそう。

SF小説書いてらしたっけ?

祖父・父・息子と三代に渡って、幻の古書をめぐる因縁話です。

秘本コレクターの父(主人公)、大学生の息子、真性サディストの祖父

戦争直後のと現在が交錯します。

時々、作者の記憶も交錯している気がしますが。

ある日、主人公は、一冊の和綴じの雑誌と一枚の写真を手に入れます。

その写真の女性に心を奪われた主人公は、写真をコンプリートしようとします。

取り憑かれたように。

全財産も投げ打って、友人も犠牲にし、犯罪にも手を染めて。

途中、主人公は何度も夢をみます。

夢の中では、男爵家の書生となり、その家の令嬢に恋します。

終戦と共に男爵家は没落、書生は商売に成功。

令嬢は、かつて書生の奴隷に。

夢から覚めると、主人公は幼い頃、写真の女性を見たことを思い出します。

そして、主人公は、写真の女性にそっくりなひとに出会うのですが・・・・・・。

私は女性なので、官能描写の良し悪しについての評価は保留で。

京極夏彦の狂骨の夢を思い出しました。

終始、この妖しい雰囲気を保ってた方が良かったように思います。

エロゲーや、イメクラが出てきたあたりから、無理してる感じが。

最後の方は、もうシュールなのかギャグなのか。

途中、会話では「下穿き」になってるのが、地の文ではパンティになってるのが笑えたり。

でも、ラストは良かったと思います。かなり、貶しまくりレビューですけども。

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